投資をする場合、短期的な市場危機など、方針への信頼が揺らぎそうな時、長期方針を貫くためにも、運用基本方針を作成し、文書ではっきり表現し、残すことが大切です。
運用基本方針の策定のポイントと、筆者自身が策定した運用基本方針については、後日、掲載させていただきます。
長期方針を短期データや不安心理から守る盾は、自分自身と自分の投資目的を十分に理解することです。周りがパニックに陥ると、冷静な判断力を失いやすいのが人間です。決して自分だけが冷静でいられるなどと思わないほうよいです。 運用における誤った行動はほとんどの場合、投資家自身の目的がはっきりせず、投資そのものについての理解が不十分であることから引き起こされるのです。